スペイン風邪に漢方が有効だった

スペイン風邪に漢方が有効だったという話があります。

これは、インフルエンザやコロナウイルスの治療にも使えるのではないかと思っています。

森 道伯という日本の漢方家が、

大正7年(1918年)から8年(1919年)にかけて発生したスペインかぜに対して多くの患者を救ったとのことです。

すでに、この時代にして、インフルエンザの型を胃腸型、肺炎型、脳症型の3つに別けていたことに驚かされます。

胃腸型には香蘇散加茯苓白朮半夏、肺炎型には小青竜湯加杏仁石膏、高熱のための脳症型には升麻葛根湯加白朮川芎細辛が使われました

エキス剤であれば

胃腸型には70+37 香蘇散+半夏白朮天麻湯

肺炎型には19+95 小青竜湯 五虎湯

脳症型には101+62+127  升麻葛根湯 防風通聖散 麻黄附子細辛湯

これらを組み合わせて使えば良いかと考えています。

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