外へ出よう

最近、しばらく受診を控えていたお年寄りが、また受診されています。

多くの方が、外出していなかった分、体力が落ちていたり、再び動き始めて、膝が痛くなったりしています。

ある内科の先生の意見では

>やはり感染した人の近くに寄ることが最も危険な行為であり、誰が感染しているかわからない現状の中では、

ここまで良いのですが

>まずは自宅から出ない(外出自粛)ことが確実の対策

これには私は反対!

あるウイルスの専門家は

>高齢者や基礎疾患のある方は、外出を自粛する。

これにも私は反対!

整形外科は運動器を扱う診療科です。

人は歩くように設計されています。

外を歩かないと、体力、つまり心肺能力、筋力が落ちますし、様々な刺激が不足して、脳の力も落ちると考えます。

ですから、私はこう言いたい。

>やむを得ず外出した時はほかの人の近くに寄らないことが大切

というより、

積極的に、人のいないところへ外出することが大切です。

なお、画像を見るだけでは、様々な、音、風やにおいを含めた五感刺激が、脳の健康維持に足りないと思います。

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