泌尿器科の雑誌に、掲載されました。

泌尿器科の雑誌に、執筆を依頼された論文原稿が掲載されました。

泌尿器科 12(6) 671-675、2020

慢性骨盤痛症候群の特集です。

研究者をしていた時までは、論文投稿は仕事でしたが、開業医として過ごした26年で初めてのことです。
出来上がった雑誌を見ても開業医からの投稿は婦人科の先生を含め3名と少数です。
本業の整形外科でなく、泌尿器科の雑誌という点も変わっています。
内容は泌尿器科でよくあるが原因不明とされてきた病気についてのものです。
私も最近までよく知らない病気でしたが、骨盤痛、慢性疼痛、エコーガイド下ファシアリリースという技術から、接点があり、泌尿器科のある先生の過去の報告が参考になりました。新しい視点と治療法をネットに投稿していたら、編集委員が目をつけてくれました。
私の今回の内容は単純明解なもので、この病気についてのブレイクスルーにつながることを期待しています。
治療と予防には座り方が大事です。
坐骨の後ろで座らない。
坐骨結節頂点で座る。
背中から頭を直立に。
アレクサンダー・テクニークを参考にして。
おそらくこれも、日本の医学雑誌、整形外科の世界ではまだ珍しい。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする